みりんの投資&雑記ブログ

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『資産形成編』Vol.3 投資で増やす①

こんにちは、みりみりんです!

 

前回のVol.2で資産形成の大まかな流れは掴んで頂けたかと思います。

まずは支出管理する癖をつけて、お金としっかり向き合い収支を改善して、お金を増やしていきます。(超大事な事を解説しているので、Vol.2から読むことをおすすめします。)

そして今回からは、いよいよ『投資で増やす』ところにフォーカスしていきます!

ボリュームのあるトピックなので、長くなると思いますが、初心者でも分かりやすく、経験者には復習も兼ねて、見つめ直していただける機会になれば嬉しいです。

 

・『投資で増やす』

投資と言っても、株式や債権、不動産、為替など色々ありますよね。今回の資産形成編では株式投資で株式(個別株)とETFを中心に解説していきます。

なんで株式投資がいいのか?という理由ですが、シンプルに一番効率が良く、"リスクとリターンのバランスが良い"と考えているからです。

 

分かりやすく解説する為に、よくあるリスクとリターンの表を作りました。多くの書籍などでは、現在の相場・経済状況では評価がズレているものが散見されるので、よくある表とは評価が違うと思います。

 

 

この様に、株式(個別株)とETFはバランス良いイメージです。投資歴の長い方も概ねこの様な評価ではないでしょうか?

書籍が間違っている訳ではなく、相場は毎日変化していきます。特に、不動産はミドルリスク・ミドルリターンと言われていますが、現在の不動産バブル相場では利回りが低く、リスクが非常に上がっています。

 

・おすすめの投資先はETFと個別株

株式投資でも個別株(現物、信用)や投資信託、上場投資信託ETF)、株式指数取引など多岐に渡ります。

その中でお勧めするのは、圧倒的に「上場投資信託ETF)」と「個別株(現物)」です。

具体的な違いなど、難しいことは他に多くの方がブログなどで解説しているので、ここではもうシンプルにまとめます。

・「個別株」とは

トヨタマイクロソフトなど、個別の企業の株を買うもの。イメージしてる株は大体これですね。

・「ETF」とは

個別株を集めたよくばりセット。例えば、アップルやマイクロソフトウォルマート、コカコーラなど、米国市場に上場している全ての企業を寄せ集めた銘柄などがあります。

一例ですが、S&P500に連動するVOOなら平均利回りが7.5%/年で、直近10年の平均では10%/年を超えています。

 

・初心者はETFが一番おすすめ

サブタイトル通りです、初心者さんや資産形成でリスクを抑えたいという方は、ETFの一択と言っても良いくらいおすすめです。

分散効果で下落リスクを抑え、マーケットの上昇についていける、非常にバランスの良い投資商品だと思います。

【おすすめのETF(Vanguard社から)】

VTI→米国全ての上場企業に投資

VT→全世界の上場企業に投資

VOO→S&P500指数の企業に投資=指数に連動

 

この辺りが王道のETFになりますね。

最初に断言しますが、初心者さんが中途半端に個別株を売買するよりも遥かにパフォーマンスは高いです。(中にはとんでもない方もいますが、普通ではありません笑)

どのETFを選ぶかは好みになりますが、

→米国経済の強さを信じるならVTI、VOO

→世界経済により分散するならVT

この様なイメージになります。他にも欧州や日本、新興国、高配当、ハイテクセクターETFなど沢山ありますが、とりあえず米国か全世界(オールカントリー、略してオルカンと呼ばれています)の2つが鉄板です。

また、少額で積み立てる場合には、国内の証券会社でeMAXIS Slimなどの銘柄もあります。コストが若干違いますが、誤差レベルなので個人的には気にしなくて良いと思います。自分が使いやすいところで大丈夫です。

 

分散投資

投資の基本は分散投資なので、2社に分散投資していればA社がコケてもB社が平気ならダメージが少ないですよね。

数はある程度多い方が分散力が働きますが、その数だけ上昇する時も重たいというデメリットはあります。しかし、個別株よりも低リスクで、そこそこのパフォーマンスがあるので、資産形成をする上での投資先としてはベストだと思います。

 

・どうやって買い進めるか

一括投資か、毎月定額で積み立てて買い付けるドルコスト平均法か、自分のタイミングで下落時に買い付けるスポット購入があります。

「一括投資」or「分散投資ドルコスト平均法)」

株クラを悩ます永遠の議論ですが、もう結論から言ってしまいます。

◼︎少額からの資産形成においては、ドルコスト平均法が良いです。

◼︎資産があって相場感が養われている方は一括投資とスポットで買い増し。

細かい説明は省きますが、理論上はこれで最大パフォーマンスになります。

 

・もっと資産を分散する

株式のETFでこれだけ分散すればもう大丈夫!!と思いたいところですが、あくまで株式を分散しただけなので、株式相場全体が下落してしまうともちろん下がってしまいます。

ある程度の資産が積み上がるまでは株式ETFだけでも良いと思いますが、資産が大きくなってきたら、さらに分散することも視野に入れましょう。

現金も一つの手ではありますが、株価下落の影響を受けないものが良いですね。そこでおすすめなのが、株式と逆の値動きをする『債権』と『金』のETFです。

具体的な銘柄としては、債権ETFなら「AGG」や「TLT」、金ETFなら「GLD」辺りがおすすめです。

このトピックも解説が長くなってしまうので、改めて別の記事で分散投資を掘り下げて解説させていただきます。

 

・個別株

さて、最後にさくっと個別株について解説していきます。

株式投資と言えばこのイメージですよね。しかし、正直なところ初心者さんにはあまりおすすめできません。単純に必要な知識量が多すぎるからです。個別の業績やマーケットの需給、為替や世界情勢などをある程度把握する必要があります。

勉強してからでも遅くないので、資産形成しつつ書籍などで勉強しましょう。

ツイッターなどのSNSで持ち上げられている銘柄は、絶対に安易に買ってはいけません。自分で情報を集めて判断しないとほぼ確実に爆損してしまいます。

 

投資歴の長い方には物足りない内容になってしまったかもしれませんが、個別株に関しては次回の記事で詳しく解説させて頂きます、もう少しお待ちいただければと思います。

 

次回は、『投資でもっと資産を増やす方法』を解説していきます。最後までお読みいただきありがとうございます!

解説が足りないところや、これも入れてほしい!などの要望や質問があればコメントかDM、リプライで教えて下さると嬉しいです。